ものづくり体験と
加賀の工芸・芸能・名勝を めぐる旅
石川県が誇る伝統工芸の九谷焼、山中漆器の産地を、ものづくりを体験しながら歴史と魅力を紐解いていくコースです。さらに小松市は歌舞伎、加賀市は山中節など伝統芸能も盛んで、「那谷寺」や「鶴仙渓」など美しい景勝地も目白押しのエリアです。海の幸・山の幸と温泉も楽しめるドライブへと出発しましょう! ※コースを組合せた周遊・泊まり旅もおすすめ >コース一覧
Spot1
九谷焼がもっと好きになる
九谷セラミック・ラボラトリー
通称「セラボクタニ」と呼ばれる、九谷焼の 磁器土をつくる製土工場、ギャラリー、体験工房、レンタル工房などを備えた複合施設です。地元作家の作品を展示し、九谷焼をテーマにしたユニークな企画展も見応えがあります。最大の魅力は本格的な九谷焼づくりが体験できること。絵付けはもちろん、電動ろくろ・手びねりの作陶、型おこしの体験ができ、満足度100%の作品がつくれます。
[所]石川県小松市若杉町ア91
TEL 0761-48-4235
[営]10:00〜17:00(最終入館16:30まで)
[休]水曜、年末年始 [駐車場]あり
Spot2
難関突破にご利益あり
安宅住吉神社(あたかすみよしじんじゃ)
「安宅の住吉さん」として親しまれ、古くから陸・海路の要所にあり、北陸道往来の人々を見守ってきた古社です。境内には歌舞伎「勧進帳」の舞台にもなった「安宅の関」があったことを示す石碑が立っています。兄の源頼朝に追われて奥州へ向かう義経と弁慶ら一行が、関守・富樫に疑われながらも難を逃れた伝承から、難関突破に霊験ありとされ、全国唯一の難関突破の守護神となっています。
[所]石川県小松市安宅町タ17
TEL 0761-22-8896
[営]8:30〜17:00(社務所)
[休]なし [駐車場]あり
Spot3
義経・弁慶ゆかりの歴史スポット
安宅の関(あたかのせき)
小松市は「歌舞伎のまち」といわれ、それは「安宅の関」と伝統芸能「曳山子供歌舞伎」に由来します。「安宅住吉神社」の境内には、歌舞伎の人気演目「勧進帳」の舞台となった「安宅の関」があったことを示す石碑が立っています。兄の源頼朝に追われて奥州へ向かう義経の前にたちはだかり、弁慶の機転と忠誠心で通過した伝承は、隣接する「勧進帳ものがたり館」で知ることができます。
[所]石川県小松市安宅町タ140-4
[営][休]見学自由 [駐車場]あり
TEL 0761-21-6734(「安宅の関」こまつ 勧進帳の里)
[営]9:00-17:00
[休]水曜(祝日の場合は翌日)、年末
Spot4
海辺のカフェでお魚&ジビエ料理
ATAKA CAFE(アタカカフェ)
ランチは目の前に日本海が広がる「こまつ勧進帳の里」内にあるカフェで。地元の港で揚がる魚介や、白山麓の鹿、小松産の猪などのジビエを使った料理が楽しめます。人気の「お魚ごはん」(1,200円)は、仕入れによって魚の組合せが変わりますが、ソテーした魚と野菜の盛付けも華やかで、地元産のお米との相性もよく奥深い味わいです。ディナーや海を眺めながらのティータイムも素敵です。
[所]石川県小松市安宅町タ140-4(こまつ勧進帳の里内)
TEL 070-1461-7561 [営]11:00~21:00
[休]水曜(祝日の場合は翌日)、年末
[駐車場]あり
Spot5
季節を変えて何度も訪れたい
那谷寺(なたでら)
1300年の歴史がある白山信仰と自然智の教えを伝えるお寺です。杉並木と石灯篭が並ぶ参道を進むと、紅葉の名所として知られる「奇岩遊仙境」の岩壁が見えてきます。さらに石段を登っていくと、巨大な岩山の洞窟に御本尊の十一面千手観世音像が安置された本殿があります。薄暗い洞窟は母親の胎内を象徴し、中を通過すると生まれ変わり清められる「胎内くぐり」の聖地になっています。
石川県小松市那谷町ユ122 TEL 0761-65-2111
[営]3~11月 9:15-16:00、12~2月 9:15-16:00
[休]無休 [駐車場]あり
[料]大人600円、小学生300円(特別拝観は大人のみ+200円)
Spot6
九谷焼の歴史と魅力に出会う
石川県九谷焼美術館
九谷焼のことをもっと知りたくなったら、加賀市の「石川県九谷焼美術館」へ。青手、色絵(五彩手)、赤絵(金襴手)と呼ばれる上絵付けの三様式にあわせて、それぞれ趣向を凝らした展示室に作品を並べ、360年以上の歴史を持つ九谷焼の魅力を紹介しています。2階にはミュージアムショップと喫茶コーナー「茶房古九谷」があり、現代作家の九谷焼で紅茶・日本茶・中国茶とスイーツも味わえます。
石川県加賀市大聖寺地方町1-10-13
TEL 0761-72-7466
[営]9:00–17:00(入館16:30まで) [休]月曜
[駐車場]あり
[料]一般 560円、高校生以下無料
Spot7
九谷焼の器でティータイム
茶房古九谷(さぼうこくたに)
美術館の2階にありますが、入館料なしで喫茶だけでも利用できます。オリジナルの器や加賀の現代作家の器で日本茶や中国茶を味わえ、月ごとに変わる限定茶も楽しみのひとつ。しっとりと抹茶、加賀産の茶葉で作られた紅茶と和菓子など、好みのお茶とスイーツでほっと一息。加賀市在住の現代作家の作品を展示販売するギャラリーも併設し、店内に並ぶ素敵な器は購入できます。
[所]石川県加賀市大聖寺地方町1-10-13 石川県九谷焼美術館2階
TEL 0761-72-6366
[営]9:30~17:30(ラストオーダー17:00まで)
[休]]月曜定休・祝日は営業
[駐車場]あり
Spot8
温泉街と渓谷をぶらり旅
山中温泉と鶴仙渓(かくせんけい)
開湯1300年の歴史を誇る「山中温泉」は、石川県屈指の温泉地。そして石川県を代表する工芸の産地です。「木地の山中」と称される山中漆器が有名ですが、九谷焼の発祥地も山中の九谷村です。温泉街を流れる大聖寺川の渓谷「鶴仙渓」は北陸随一の渓谷美ともいわれ、上流の「こおろぎ橋」から「あやとりはし」「黒谷橋」へと橋をめぐり、渓谷沿いを散策するのも楽しみのひとつです。
[所]石川県加賀市山中温泉
TEL 0761-78-0330(山中温泉観光協会)
Spot9
自分だけの木の器づくりに挑戦
木地師のお店 mokume(モクメ)
山中漆器の木地をつくる木地師が営む工房ショップで、木の器や小箱を作る体験ワークショップにチャレンジ。職人さんの手ほどきで、電動ろくろとカンナ(刃物)を使って木地を削って仕上げていきます。好みの形や仕上げの塗りが選べ、材料となる天然木は一つひとつ木目が違うので、本当に世界でオンリーワンの特別な作品に仕上がります。ショップで木地師が作ったお箸や器の購入もできます。
[所]石川県加賀市山中温泉栄町二-60
TEL 0761-78-1757 [休]木曜
[営]10:00〜16:00
[駐車場]近隣の観光駐車場
[料]ハイジな器づくり 4,950円、木の器づくり 7,700円、森の小箱づくり 4,400円
Spot10
山中漆器の技に魅せられる
我戸幹男商店 (がとみきおしょうてん)
GATO MIKIO/1山中漆器は、ろくろで挽いた木地の美しさが最大の持ち味。なかでも「我戸幹男商店」のオリジナル漆器は、現代の暮らしに馴染むデザイン性と使いやすさが注目されているブランドです。この直営店にはテーブルウェアを中心に、アクセサリーやインテリア小物などが並び、天然素材が生み出す美しい木目、丁寧に挽き上げられた木地の魅力を、手にとって確かめることができます。
[所]石川県加賀市山中温泉こおろぎ町ニ-3-7
TEL 0761-75-7244
[営]9:00〜17:00 [休]木曜
[駐車場]こおろぎ橋広場駐車場
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